保険診療での点数について

保険点数について少しお話します

診療所や病院では行った行為に対して保険点数と言うものが決まっており、これが医療費の金額を決めます

点数は同じ診療行為に対して日本中で同じです。寒い地域でも暑い地域でも、東京でも地方でも同じです。さらにゴッドハンドの有名な教授先生も、ほかの先生も同じ行為に対しては同じ金額なのです。(時間や祝日は異なることもあります)

そして窓口での支払いが高額にならないよう国民皆保険により健康保険があります。我々が窓口で支払うのは全体の3割(~1割、場合により0割)となります。

例として乳腺超音波検査は 350点 = 3500円 と決まっております。

そのうちの3割に相当する1050円を窓口で支払い、残りの2450円は保険組合などから支払われます。

ほかにも診察料や血液検査などの点数をきちんと計算しないといけません。

私はこの度診療所を開設にあたり、保険点数の計算を正確に行うために医療事務の勉強を前もって行いました。写真はその時に受けた医療事務試験の合格証です。

間違って計算すると多くの方に迷惑をかけ、さらに少し怒られますので、正確・公平な計算を心がけます。

なお当院の診療明細書でわからないことがあればお聞きください。院長(高柳)が各項目説明いたします。間違っていたらごめんなさい。

                  松戸乳腺クリニック 高柳